Netflix『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』感想

twitterを見ていたら、絶賛のレビューがたくさんあった2020年5月1日公開「ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから」。
netflixに登録して1年以上、私も気になったので感想を書いていきたいと思います。

評価
★★★★★(5点満点)

目次

あらすじ

スクワハミッシュという田舎町。高校生のエリーはその内向的な性格故に周囲と馴染めずにいた。エリーは頭脳明晰であったため、同級生の宿題を代行することで小遣い稼ぎをしていた。そんなある日、エリーはアメフト部に所属するポールから「アスターに送るラブレターを代筆してくれ」と頼み込まれた。エリーは密かにアスターを好いていたが、その感情を押し殺して依頼を引き受けることにした。(wikipediaより)

主人公の中国系アメリカ人「エリー・チュー」が魅力的

主人公の中国系アメリカ人である、エリー・チューは最初は化粧もせず服装も地味な高校生で、
クラスでも目立たない存在として描かれていますが、
ポールを通じて、人間的な魅力が映画の後半にさしかかるにつれて
増して見える演出がされています。

ポールには冷たい態度をとっていますが、
ポールのために裏でアスターに口添えしたり、
自分もアスターが好きなのに、ポールのために手紙を一生懸命書いたりと
自己犠牲が悲しいキャラクターでもあります。.

最初はポールとエリーがすきなアスターという女の子に比べて
地味に見えるのですが、
後半はすごくかわいい女の子にみえます。

ポールとエリーの奇妙な友情

美人のアスターが好きなポールですが、ちょっとおバカで、
アスターとせっかく話す機会を得ても、的確な話をすることができません。

ですが、エリーがアスターの好きなところを言ったとき、あまりに自分が言った好きなところと比べて
深いことを言ったので、「俺はバカだ」と落ち込むシーンもあり、
憎めないいいやつです。

ポールは朴訥な青年で、口下手ではありますが、
エリーに対しても優しく、差別的な対応も取らず、
魅力的な青年として描かれています。

恋愛は厄介だ

映画の中に恋愛は厄介だ、という言葉が出てきますが、
恋をしてしまっているからこその辛さや感情の揺れ動きが
繊細に描かれています。

恋愛によって価値観すらも変わってしまうんですね。
その切なさと高校生ならでの刹那感がきらきらとした傑作映画だと思います。

ヤクルトがいい味出してる!

主人公のエリーはヤクルトが好きで、3km自転車を走らせてヤクルトを購入しています。
ヤクルトを大量に買い込んだり、エリーとポール2人で飲んだりと
ヤクルトがすごくいい味だしているので、ぜひチェックしてください!

後半30分は時間を忘れて視聴していました。
見て損はないので、ぜひ視聴してください。

(余談ですが、中国人役をやっている女優さん、インスタグラムをみると
ばりばりに化粧をしていて印象が変わります)

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